子宝鍼灸院の温灸について




体を温めて免疫力向上が期待出来るのがお灸です。
子宝鍼灸院では、複数のお灸(温灸)を患者様の症状に合わせて選択し、治療効果を最大限に引き出せるようにしております。
鍼灸院と言う名前の付いている治療院はたくさんありますが、お灸を積極的に取り入れている治療院は、残念なことに多いとは言えません。
理由としては、お灸は火を扱う手技で、患者様にやけどを起こしてしまう可能性がある為、施術を開始すると患者様から離れることができず、とても手間がかかってしまう手技だからです。
その為、手間を軽減する為に遠赤外線治療器や赤外線治療器などをつかって、お灸の代用をして患者様から手を離すことができるようにしている治療院が多いようです。
そんなお灸ですが、当院では、遠赤外線治療器や赤外旋治療器などの温熱治療法機材を使わずに、お灸にこだわって治療を行っております。

お灸が燃えて温かいと言う事は、物理的には遠赤外線や赤外線が炎から出ていて皮膚を温め、温かい感覚を得ると言う事になるのですが、これ自体は、遠赤外線治療器や赤外線治療器でも同じ効果を期待している為、どちらでもいいように思います。
しかし、不思議なもので機械を使った温かさとお灸の温かさとでは治療効果に随分と差が出てしまいます。
理由はわかりませんが、自然界にある炎の熱と、人工的に作った機械的な熱では、やはり「似て非なるもの」と言う事なのでしょう。
患者様からもお灸の効果として、「真冬でも治療を受けた後は、ぽかぽかで気持ちがいい」と、言っていただく事が多いです。

当院で行っているすべてのお灸治療に共通して言えることは、皮膚に痕を残さないと言う事です。
そして、当院で行っているお灸の95%以上は患者様から「温かくて、気持ちがいい」と言っていただけるとても気持ちがいいものです。
江戸時代や明治・大正・昭和初期には、“打膿灸”と言ってわざと皮膚にやけどを起し、免疫力を上げると言った治療がありました。
このお灸の仕方の名残で「お灸は、熱くて痕の残るもの」と言ったイメージが付いておりますが、当院では、そのような熱くて痕の残るようなお灸治療は行っておりません。
お灸治療が得意としている疾患は、多種多様ですが、やはり一番に思い浮かぶものは、“冷え性”です。
妊活をされている女性の多くは冷え性の傾向があり、そういう方にはお灸が大変効果的です。